番外編其ノ壱「わたしは凡人」と思っているあなたへ | ラクして成功するなら他力が9割 鈴木最強説 「10:90の法則」

番外編 其ノ壱

「わたしは凡人」
と思っているあなたへ

自分トリセツの作り方

鈴木

ビジネスの成長曲線

「鈴木さんはどのように成果が出始めたのかを教えてください。」という質問が来ています。

成長曲線という観点で考えると、小沢さんと出会った時の下積み時代(第2章参照)が分かりやすいのかなと思います。
 
最初のうちは、成果なんて全然表れてないんです。ところが、あるときから小沢さんにめっちゃ気に入ってもらい、仕事をバンバン振ってもらえるようになった。そこから一気にガンッと伸びた気がします。
大体の方は、そこまで待てないんですよね。「手伝ってもお金にならない。」とか「それ時給いくらですか?」って考えちゃうんですよ。「無給なら、こんな人と関わりたくない。」ってやめていってしまう。
 
でもわたしは、無給でやりました。無給どころか、むしろ自腹で経費を出してましたからね。その見返りとして、時間差でドンッと来たんですよね。
 
小沢さんには、すごい方をたくさん紹介してもらいましたね。めちゃくちゃ金持ちのマダムみたいな人に「この子は鈴木くんといって、すごく仕事ができて気が利くんです。彼に任せたら間違いないです。」と、初めて会った人にも、そう言って紹介してくれるんですよ。そんな風に紹介されたら、誰だってめちゃめちゃ嬉しいですよね。

それはめっちゃ嬉しいですね。

その言葉だけで、「鈴木、やりますよ!」という気にさせてくれます。小沢さんは師匠的な存在なんですけど、「オレの扱い方を本当によく分かってる人だな~」と、感心の連続でしたね。
 
小沢さんの紹介の仕方や、他人の育て方も、とても上手かったですね。小沢さんの褒め方、モチベーションの上げ方、プロデュースの仕方は今でもずっと参考にしてます。「人をやる気にさせる」「絶対に否定しない」。なので、無給でも率先して、楽しみながら働きましたね。目先の利益だけで判断せずに、仏教的な教えで行動するなら「徳を積む」っていう感覚でしょうか。下積み時代にたくさん学んで経験すれば、レベルアップにもなるので、あとからドンッと返ってくる可能性もあります。鈴木が描く、成長曲線はそんな感じのイメージです。

凡人も天才も紙一重

続きまして、「凡人のでも成功できますか?」という質問が届いてます。

凡人でも成功できるか、のご質問ですか~⋯⋯条件がそれだけでは正直、ハッキリとはお答えできないですね。
 
ここは少し視点を変えて、自分を「凡人」だと思っている人には、なぜそう思っているのか逆に質問して聞いてみたいです。わたしだって、見方によっては「凡人」ですよ。でも別の角度から見れば「天才」にもなり得るんです。凡人も天才も紙一重だと思ってます。冒頭でそんな話もしましたよね。(第1章参照)
 
自分を凡人だと思ってる人が、実はとんでもない天才かもしれない。深掘りしてみないことには明確なアドバイスができないんですよ。
 
変人、変態な側面が少しでもあれば、それは個性であり、突き抜けた才能に、十分なり得ます。いますぐできるワークとしては、自分のことを幼少期から振り返って、わたしみたいに「自分史を言語化」して作ってみることです。あとは、何が好きで、何が嫌いか。何が得意で、何が不得意か。何をされたら嬉しいか、何をされたらブチギレるのか。自分の取扱説明書を作るワークもオススメします。いわゆる、自己分析を徹底的にすること。「自分自身は何者なのか?」それを言語化する作業が、非常識に成功するための最大のヒントになります。
 
西野カナさんの「トリセツ」って曲、リアルに参考にして欲しいです。全国民は「自分のトリセツ」を作るべきですね。普段からあなたの好きなように、生きればいいのです。

この章のまとめ

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