番外編其ノ弐「事務局の鈴木」vs. ショッカー戦闘員 | ラクして成功するなら他力が9割 鈴木最強説 「10:90の法則」

番外編 其ノ弐

「事務局の鈴木」
vs.ショッカー戦闘員

ヒッチハイクは人間成長ツール

鈴木

自称ダメ人間へのアドバイス

先ほどの「凡人さんが成功するためには? 」の質問のヒントになりそうな出来事を思い出したので、そのエピソードを話しますね。
 
「外注マスタークラス」では事前に無料で、入会面談を実施しています。その面談で会った人が、かなりぶっ飛んでいました。まず、LINEのアイコンは仮面ライダーの「ショッカー」で、表示名が「戦闘員」なんです(笑)。

それだけでも何となく、ぶっ飛んでる感が伝わりますね。

そうなんですよ、タダ者じゃなさそうですよね。どんな人が来るのかと期待していたら、本当に変わった人でしたね。やたら喋る人で、面談中は、わたしが話す隙がないくらい、ず~っと一方的に喋ってました。
 
冒頭にアイコンの質問をしたのですが、ショッカーにした経緯は「社会への反抗心」ということでした。会社員のとき、奴隷のように扱われてたそうです。仕事の関係でどうしてもLINEを使わなきゃならなくなったとき、上司に対する反抗から「ショッカー」と「戦闘員」にしたそうですよ。

超面白い人ですね(笑)!

爆笑しちゃいましたよ。そして「戦闘員さん」からこんな質問を受けたんです。「僕の友達に、どうしようもない、社会不適合人間がいます。借金を1000万円も抱えているのに、仕事もしない。本当にどうしようもない、ダメ人間なんですよ。こんなヤツが来たとしたら、どんなアドバイスをしますか?」と。
 
この方経由で、伝言ゲームというか、友人へのアドバイスを求められていると思いました。だから、「その友人に、本当に変わりたい気持ちがあるのか。わたしからお聞きしたいので、ここに連れてきてくれません本人の話を聞いてから、どんなアドバイスをすべきか考えます。」と返答しました。それが、どうやら本人の話だったみたいなんですよね。

あー、なるほど。その気持ちも分からなくはないです。

自分のことだって言いにくいから、友達の話として相談。でも、実は本人の話だった。よくありますよね、そういうこと。「どうしようもない私にアドバイスをください。」ということだったんですよね。「借金だらけのどうしようもない人間で、この先どうしたらいいでしょうか」という話でした。
 
「変わりたい」という強い意思をもっているような印象を受けましたね。テンションが変に高く、話は面白い人だったので、「『外注マスタークラス』に入り、自分の人生がいかにダメダメだったか、面白く自伝で書く。そして、電子書籍化して『オレを復活させてくれイベント』を企画して集客。そうすれば、そこそこお金が集まるんじゃないか」って、即興でアドバイスしたんです。
 
「その企画をやりたい。でも、外注マスタークラスに入るお金がそもそも用意できない。」と言うので、それではこちらもサポートできないと伝えたら「何か仕事手伝わせてください、ビジネスパートナーにさせてください。」と言うんですね。何かできることはあるか聞いても「何もスキルもない」と言ってました。

う~ん。その人って何歳ぐらいの方だったのですか?

40歳くらいでしたね。何もできないというし、アピールすらもできない人には、指示もできないんですよ。でも「何かさせてください」って言うので、ビジネスパートナーになるための条件を出したんです。

ビジネスパートナーになる条件

「友達を100人作ってきてください」と。埼玉県在住だったので、「大宮駅で100人とLINEを交換して来てください。それができたら、パートナーとして認めます。」と。
 
でもその人は「やってみます」と言いながらも、いろいろな理由を付けて「あまり自信がない」みたいなことも言うんですよね。だからもうひとつ、「大阪までヒッチハイクする」という案も出して、選択肢を増やしてあげたんです。

LINEで友達100人か、大阪までヒッチハイクか

どちらかの課題を達成できたら、「あなたをビジネスパートナーとして認めます」と伝えました。
 
そうすると、「なんでヒッチハイクなんですか?」って。以前は他人を信用できなかったわたしも、ヒッチハイクを通して、他人の優しさに触れ、世の中は捨てたもんじゃないと思ったこと。ごはんを奢ってもらったり、すごく親切にしてくれる人もいたこと。
 
戦闘員さんにも、こういったこと体験して欲しいな、経験したら何か変わるんだろうなと思ったんですよね。わたしがそうだったように。
 
戦闘員さんは、「こんな自分に時間を使ってもらって、すみません」って5回くらい言うんですよ。自己肯定感が低い人なんだな、って印象を受けましたね。

ヒッチハイクは人間成長ツール

ヒッチハイクって最強のネタなんですよ。なんといっても、無料で完結するからです。「タダで乗せてください」って、ひたすら頼むわけですからね。
 
頭を使わないと車はなかなか停まってくれない。だから、「どうすれば停まってくれるか」めちゃめちゃ考えるんです。文字は大きく、見やすく。車から見やすいポジションに立つなど。相手の目線で、いろいろ考えて工夫するんです。
 
そして、実際に乗せてくれた人に話を聞くと、「不潔な人は乗せたくない」と言う人が多かったですね。だからこそ、清潔感をしっかりアピールします。パッと見、笑顔で爽やかでいること。相手の不安要素を取り除けば、ヒッチハイクの成功率ってかなり高まるんですよ。
 
その結果、わたしは高確率で車を停められるようになりました。今でもヒッチハイクは得意ですよ。停まってもらうコツが分かっているので、何をすれば良いのか知っております。

ヒッチハイクから学べること

話戻りますけど、戦闘員さんにもアドバイスしたんです。「ヒッチハイクは本当に学びがあって、すごく人間を成長させてくれるツールです」って。「感謝の気持ちでいっぱいになるから、ぜひやってみてください」と。
 
そしたら、「今までそんな気持ちになったことなかったので、やってみたい!」と言うんです。なので、「困った時は10分間の無料相談の時間を、今日から3回あげますから、随時進行報告してください。」という無料サポート付きの課題を即興で提供しました。

おお! 戦闘員さんに課題が与えられたんですね。

「達成したら一緒にビジネスをやりましょう」という提案です。
 
「やってきます」と言ってから、今日で3日経ちました。今のところ何も連絡ないんですけど。動きがあったら連絡が来るのかなと思ってます。

それ、本気でやってきたら面白いですね。本当にチャレンジしてくると感じましたか?

そうですね。駅で100人とLINEを交換することができたら、それはビジネスにおいて「見込み客リスト」を作るのが超上手い人じゃないですか。また、ヒッチハイクで大阪まで行って帰ってこれたら、他人のことをしっかり考えられる人です。どちらの課題も、「コミュニケーション力」が高くないと絶対成功しませんよね。イヤイヤやっていてもLINE交換もできないし、車も停まってくれませんので。
 
だから、この課題を達成できる人であれば、ビジネスパートナーになってもいいなって思いますね。戦闘員さんは「やります」って2回くらい言ってましたが。「あなたが有言実行する人かどうか、わたしは見てますよ」って。どちらかを達成したら、有言実行のタダ者ではないと思います。
 
わたし自身も、戦闘員さんとのお話の中で、いろいろな気付きがありました。なので、面白かったです。でも逆に、これだけ喋って、機会も与えてくれと自ら言ってきて。それでチャレンジしてこなかったら「残念な人だったな」って思いますけどね。半分くらい嫌味を込めて、そのように最後に伝えちゃいました(笑)。でも、それくらい言わないと、本人の心には響かないなって思いますね。

有言実行で達成できたらタダ者じゃないですね!しかも40歳で。

ヒッチハイクから培ったビジネス思考

ヒッチハイクって、本当に学ぶことが多いんです。わたしは若いときから、延べ200人くらいに乗せてもらいました。自分に自信がない、自己肯定感が低い人は、ぜひヒッチハイクに挑戦してみてください。目的を達成するために、頭を使って考えるようになり、自分を成長させてくれる大きなきっかけになること間違いないですよ。無料で挑戦できて、達成感がハンパないです。

自分の魅力だけで、車に乗せてもらう必要がありますからね。

そうなんです。「乗せてあげたい、おごってあげたい」と思われるような人間にならなくてはいけない。もちろん、恵んでくださいなんて言いませんよ。向こうから勝手にいろいろしてくれるんで、予想外の面白い旅になりますよ。
 
中には、停まり損ねて通り過ぎたけど、1周迂回して戻ってきてくれた人も時々います。「なんて書いてあったか分からなくて、また戻ってきちゃった。さっき私が通ったの分かった?」って言われて、「あ、はい⋯⋯」なんて言いながら、すっとぼけて。本当は全然気づいてないんですけどね(笑)。

ヒッチハイクで北朝鮮の国境まで遥々と。

ヒッチハイクの旅の、印象的なエピソードを聞きたいです。

韓国でヒッチハイクしたときは大変でしたね。北朝鮮の国境まで行きました。
 
東京から福岡までヒッチハイクで24時間。福岡から釜山まではフェリーに乗りました。フェリーの料金はさすがに自腹で払いましたけど。釜山から、北朝鮮の国境手前のパジュ市という街までヒッチハイク。韓国語で目的地をスケッチブックに書いて、それを手で持って。一日中、車が停まってくれないこともありましたね。そのときは、テグ市という街の、大きな公園で野宿したんですよ。
 
公園のベンチに寝っ転がって、夜空を見上げると、めちゃめちゃ星が光り輝いてて綺麗な夜空でした。でも、深夜にパトカーがやってきて、職務質問(?)というのか、わたしは外国人なんで、取り調べを受け(笑)。何もしてないし、無罪ですぐに釈放されましたけど。

えー! すごい体験!

政治の国際問題はいろいろあるんですけどね。韓国の方は、個人でみると親切な人が多いんです。ご飯も何回もおごってもらって、車の中で「寝てていいからね」って言ってくれてました。韓国語の読み書きは、ヒッチハイクの旅に出る前に少しだけ勉強してたので実践で学びました。韓国語での会話も旅の途中でどんどん覚えて、いろんな会話をしましたよ。
 
車に乗せてくれる人は、本当にみんな親切で優しいなって思いました。一番衝撃だったのが、テジョン市という街で、トラック運転手さんの飲み会に誘われて、参加したこと。運転手さんたちは浴びるほど酒を飲んでいて、全部ご馳走になりました。そのまま飲酒運転なのに、トラックに乗って、みんな家に帰っていきました(笑)。国が違えば、常識もまるっきり違うんですね。

ヒッチハイクの車内に携帯を忘れる

一度、壮絶な事件がありましたよ。ヒッチハイクで乗せてくれた方の車の中に、携帯電話を忘れたんです。日韓縦断ヒッチハイクの往路のときだったかな。広島辺りで、携帯を車の中に忘れちゃって。
 
車を降りてから「あ、やばい携帯忘れた」と気付いたんですけど、すでに車は行ってしまった後で。自分の番号に電話をかけても、マナーモードで、向こうは運転中だからしばらく気付いてもらえなかったんです。何度もかけてるうちにやっと繋がりました。
 
結局、実家に郵送で送ってもらうことにしました。もちろん着払いでいいと伝えたのですが、元払いで送ってくれて、本当に親切だなと、感銘を受けました。お礼に地元のお土産品を贈りました。そんなこともあったり、世の中って良い人であふれてるなって思いましたね。

本当ですね。良い人ばっかりですね(笑)。

だから、ヒッチハイクってすごい学びがあるんですよ。間違いなくオススメの人間成長ツールです。少しでも気になった人は、ぜひヒッチハイクの旅をやってみて欲しいですね。
 
ちなみに運が良ければ、観光バス、タクシーにも、無料で乗せてもらったり、目的地まで行けないからって、運転手さんに最寄りの駅まで送ってもらって、目的地までの電車賃をもらったこともあります。北九州から博多までの電車賃、当時の交通費で1100円。今までの常識が本当に覆ります(笑)。
 
繰り返しになるんですけど、無料でできるチャレンジですし、人生観が180度変わりますよ。ヒッチハイクの旅を通して、感謝の気持ちでいっぱいになります。

この章のまとめ

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